EXバトルブースト注目カード

BWシリーズの集大成。EBBが発売されました。レアリティの区別はなく、ほとんどのポケモンが戦略・戦術級の能力を持っています。今回その中からいくつかを紹介します。

 

キュウコン

相手と同じ色の基本エネルギーが載っているなら威力が上がるので、多色デッキに向いています。無色・ドラゴン相手の場合はあきらめましょう。

 

レシラムEX・ゼクロムEX

今回再収録のカード。構築済みでしか手に入らなかったカードなので今回の封入は嬉しかったです。

 

ギャラドス

本格的に動くのは5枚以上亡くなった時。スタンでなければ威力不足です。しぬ気でサイドを削りあってください。

 

エンぺルト

3エネで最高130ダメージ。バングルで160という中途半端さ。あと+20をどうするか・・・。

 

フィオネ

ヤミラミの水版といった感じ。こちらは1枚のみですがどんなカードでも戻すことができます。(山札の上ですが・・・。)

 

ネイティオ

じゃんけんの勝敗でドローするほうを決めるという変わった技を持っています。終盤戦、負けて相手の山札を切らさせるなんてテクニックを使うことも・・・。

 

シャンデラEX

これが出たとき、一瞬夢でも見ているのかと思いました。伝説・幻以外のEXは初となります。

種ポケモンとしてそのまま場に出せ、超エネ1個でダメカン4つをばらまくというシビレックキラー。もうひとつの技も確定やけど・混乱と強力です。

 

エルレイド

次に紹介するドリュウズEXなどと相性がいい。それでも少し威力不足だが・・・。

 

ドリュウズEX

またしても一般EXです。 無エネ二枚で40、さらに山札をめくって基本エネなら加速ができるという嬉しい技。

自信の加速のほか、ベンチを素早く育てることもできます。ルナトーン・ポケモン図鑑などと相性がいいです。

 

メロエッタ

ついに来た闘のメロエッタ。コインによる運ゲーが好きな人向け。

 

ミカルゲ

主な役割は初手でもエーススペック封じと手札の補充。場が整ったらもういらない子でした・・・。

 

チルタリス。

またしても運ゲー向きなカード。二回表なら相手を丸裸。よほどの運がないと使えないので注意。

 

アララギパパ

はるか昔のカード「カツラのクイズ」を思い起こさせる1枚。正直チェレンで事足ります。

 

ポケモンエンタープライズ

これもチェレンがあれば十分。まったくと言っていいほど使用例が思いつかない。

 

イマクニ?

恐ろしく懐かしいカード。眠り・まひ状態で逃げたい人はどうぞ。(なんでもなおしの方がマシ)

メガロキャノン発売!その2

 

前回紹介できなかった「メガロキャノン」の注目カードをご紹介。

 

トロピウス

技「おんがえし」で初期の展開に活躍するカード。もうひとつの技「エナジープレス」も、そこそこの性能を持っているので荷物になりません。

HP100と耐久力もあるので壁としても優秀です。

 

ビリジオンEX

ついに聖剣士がそろいました。ビリジオンEXはサポート、展開に特化したEXです。特性「わかくさのかぜ」は草エネルギーの付いているポケモンが特集状態にならなくなり、

すでになっているポケモンもすべて回復という嬉しい効果。もう「毒催眠光線」も「なぐってドロン」も「フロストプリズン」も怖くありません。続いて技「エメラルドスラッシュ」は、山札から草エネルギーをベンチポケモンにつける加速効果付きの技。ゲノセクトEXの「Gブースター」、モジャンボの「ひゃくれつウィップ」に続けることができます。

逃げるコストも1なので、軽やかに役割を交代できるのも魅力です。

 

シンボラー

今回の最ぶっ壊れカード、特性「アイテムボックス」でポケモンの道具を4つも付けることができます。「進化の輝石4枚つけでダメージマイナス80!」とか「ゴツゴツメット3枚とロックガードでカウンター120ダメージ」とか「大きなマント×4でHP170」とかなんでもできます。ただ一気にはがされた時の喪失感も厳しいものがあります。頼りすぎに注意しましょう。

 

シルバーバングル

EX以外のポケモンにつけると、EXキラーになります。ダメージ+30は結構ありがたく、多くの1進化アタッカーがEXを二撃の照準(90ダメージ以上)に収めることができます。バッフロンに付ければ「ゴールドブレイク」が150!残り30ダメージはどうにかして稼いでください。

 

アイリス

サイドを取られているほどポケモンの技のダメージが上がっていきます。使いどころの難しいカードですが一発逆転も狙えるかもしれません。ちなみに「ダブルブレイン」などでサポートが2回使えるとき、アイリスを2回使うと効果が重複し、1枚とられてるなら+20、2枚なら+40、5枚ならなんと+100という威力になります。

 

カトレア

復元ポケモンやアクロママシーンと非常に相性のいいサポート。手札を好きなだけ選び、山札の下に好きなように並べる。そのあとは手札に残した「化石」や「アクロママシーン」で復元ポケモンやプラズマエネルギーを展開することができます。ドロー系としても、いらないカードを山札に戻し、その分だけ新たに引くことができるので、デッキ周りも良くなります。今後使われる可能性の高いカードです。

 

復元ポケモンたち

今弾で登場した「リリーラ」「アーケン」「プロトーガ」は、みな特性「たいこのよびごえ」を持っています。これは自信がトラッシュにあるとき、山札の1番下に復活できるというカードです。これにより「~の化石」がとても使いやすくなりました。

「メガロキャノン」発売!

1週間遅れてしまいましたが拡張パック「メガロキャノン」発売です。このパックのリストを見て思い浮かんだフレーズが、『跋扈するプラズマ団に蜂起したのは、ジムリーダではなく、住処を荒らされた野生ポケモンたちであった。』簡単に言うと対プラズマ団のポケモンやグッズがたくさん現れたということです。今回はそんなわけで、プラズマ団VS対抗勢力+その他有力カードで紹介したいと思います。

 

プラズマ団

アメモース(Pz)

特性により「ポケモンの道具」の脱着を自由にします。一枚のカードを数匹で使いまわしたり、複数のカードを状況に合わせて使い分けたりできます。

グッズによる戦略性が高まっているのでお勧めのカード。技も無色×3で60と使い易いです。

 

ゲノセクトEX(Pz)

今回の看板カード、まさか草タイプで来るとは・・・。特性はプラズマエネルギーをつける度にキャッチャー効果、強力すぎです。技「メガロキャノン」はバトル場に100、ベンチに20と威力は高いがシンプルな能力。ですがゲノセクトEXの強みは二枚の専用エーススペックがカギとなっています。

 

Gブースター(Pz)

メガロキャノンと同じコストでエネ2枚トラッシュして貫通200ダメージ。「クリスタルウォール」装備の「ブラックキュレム」など、一部を除けば確実に一撃必殺の超兵器となります。何らかのエネ加速で連発を狙いましょう。

 

Gスコープ(Pz)

こちらはベンチへの狙撃・追撃に適したカード。ベンチに逃げようが確実に狙い撃ちます。バリヤード出されると宝の持ち腐れになります。

 

ポリゴンZ(Pz)

プラズマエネルギーを自由に移動できる特性「プラズマトランス」が強力。トルネロスEXや、後で紹介する「ディアルガEX」「パルキアEX」と相性がいいです。技はコイン3回投げて表×50。最大150ですが安定性には欠けます。自信のある方はどうぞ。

 

ディアルガEX(Pz)

ついに現れました時の神!闇のディアルガとまでは言いませんが悪堕ちしてます。技「リバースエッジ」はコイン判定でトラッシュから好きなカードを持ってこれる便利な技。ですがもう一つの技「タイムプログレス」の使いやすさのほうが勝るでしょう。無色4つで90ダメージ。プラズマエネルギーが載っているならその数だけ山札破壊。ボスゴドラと組み合わせたらとんでもないことになりそうです。

 

パルキアEX(Pz)

空間の神も一緒に悪堕ち!こちらは防御・回復向きの技がそろっています。「ひるがえす」はいわば「とんぼ返り」で、攻撃しつつ引っ込むことができます。もうひとつの技(ディメンションヒール)はプラズマエネルギー×20回復と脅威の回復力を持ち「チェリム」と合わせると最大毎ターン160ダメージ回復という壁になります。ただし草と水のエネルギーを必要とするので、即効性にかけてしまうのが残念なところです。

 

対抗勢力

フワライド

「プラズマ団のポケモン」がいると技コストがどんどん下がっていくカード。相手の場に3匹いれば0エネから70ダメージが飛んできます。技は特集エネ破壊の「くつがえす」。プラズマエネルギー、ブレンドエネルギーなどをはがして足止めしてやりましょう。「ボルトロスEX」に注意。

 

ヘルガー

「くらいつく」で逃げられなくして「もえさかるつめ」で追い詰める。「プラズマ団のポケモン」なら「もえさかるつめ」が威力120+やけどと高威力になります。

ただ「ビリジオンEX」がいると追加効果が無効になってしまうので注意。

 

白銀の鏡

最強のアンチプラズマ団。これを付けたポケモンは「プラズマ団のポケモン」からの技のダメージや効果を受けなくなります。

「ポケモンEX」にはつけれませんが「プラズマ団のポケモン」につけるという裏切りもできます。

 

長いのでいったん切ります、有力カードはまた後日・・・。

考察5

デオキシスEX(ラセンフォース)

プラズマデッキには欠かせないサポートカード。いるだけでプラズマ団のポケモンの技のダメージが+10されます。重複可なので最大+40までパワーアップ可能です。

ボルトロスEXの「ライデンナックル」、カビゴンの「チームインパクト」の威力底上げに便利です。技「ラセンフォース」も強力で、ミュウツーEX・ケルディオEX をフルボッコにします。(逆にビクティニEX・レックウザEXなどにフルボッコにされます。)

 

グレイシア(ラセンフォース)

プラズマ団のポケモン専用の逃げるサポート。技も60+眠りとそこそこの能力があるので、投入して損はないカードです。

 

ボルトロスEX(ライデンナックル)

初手として非常に優秀なカード。1エネ30に加え、ベンチのプラズマ団のポケモンにトラッシュからエネを張れるという即効+チームサポートを一度に行えます。サンダーラウドは、プラズマエネが付いていれば相手のエネを確実にトラッシュするもの。後半は妨害+アタッカーとしても活躍できる1人4役のおいしいカードです。

 

バイバニラ(ライデンナックル)

エネの数+コイン判定という男のロマンを掻き立てるカード。エネの分コイン投げ表×60なので3枚つけて3回表出せばEXを一撃で落とせます。

余分にエネを張り、ビクティニをお供につければ安定感を増します。(ミュウツーEX・デオキシスEXに注意。)

 

かるいし(ライデンナックル)

ヘビー級のポケモンのお供に最適。どんな重いポケモンも逃げるコスト0にしてしまう便利なカード。ケルディオEXが最も恩恵を受けていると思われます。

 

 

考察4

ホワイトキュレムEX(コールドフレア)・ブラックキュレムEX(フリーズボルト)

キュレムのフォルムチェンジが別名で登場。どちらも3エネ60+追加効果のわざと、4エネ150+リスクの組み合わせ。さらにここへそれぞれ専用の装備型エーススペックで、ホワイトキュレムはダメージ110と200に!ブラックキュレムはHP300に!強力な分サポートポケモンが重要になって来るので使う場合はよく考えてでっきを組んでください。

 

フライゴン(フリーズボルト)

バトル場にいるだけでポケモンチェックごとに相手ポケモン全員に10ダメージ。技「フライングビート」は2エネトラッシュですが確定麻痺の優秀さ。別段「コールドフレア」の「セレビィEX」の特性と組み合わせ、ビブラーバの技「サンドインパルス」を使えば、50ダメージ+ベンチ全員に10ダメージ。次の自分の番には相手のポケモン全員に最低30ダメージ以上のダメカンが乗っていることになります。このあとどう嬲っていくかは、あなた次第です。

 

ルギアEX(プラズマゲイル)

新ジャンル「プラズマ団」という括りが現れました。ルギアはその代表格。なんと、このポケモンで相手を倒すと、サイドを1枚多く取れちゃうという凶悪っぷり。ハーフデッキならポケモンEX1匹沈めれば勝利確定になってしまう。ただ技が4エネかかる上、特殊エネ「プラズマエネルギー」が乗っていないと不発という制限があります。ただ、その手間を補って有り余るダメージ120の火力は、小型EXなら一撃で倒せます。次弾の「デオキシスEX」「ボルトロスEX」ととても相性のいいカードです。

 

ビクティニEX(プラズマゲイル)

1エネで仲間を加速させる強力なサポートポケモンとして重宝する傍ら、同じEXなら100ダメージを与えるというそこそこな火力も兼ね備えています。専用装備型エーススペック「ビクトリーピース」をつければ、エネなしで技発動というスピードも発揮でき、万能に立ち回ります。唯一の欠点はHP110と小型のEXであること。相手の強力な技に注意しながら場を整えていきましょう。

考察3

ラセンフォース・ライデンナックル 注目カード紹介

 

マニューラ(プラズマ団)

技「スケープゴート」は、手札からポケモンをトラッシュすることで無限に強くなれます。同じ弾の「タマタマ」とコンボを決めることで、安定した攻撃力が実現できます。グッズ「悪の爪」や「デオキシスEX」との組み合わせもいいです。何気にもうひとつの「あられ」も追撃に役立ちます。

 

ラティアスEX・ラティオスEX・アブソル(プラズマ団)

以前ブログで来てほしいと思っていたカードが全部来ました。ラティオスEXは3エネ150ダメージのアタッカー、「カメックス」と相性がよさそうです。ラティアスEXは特性「かがやくうもう」で、特性もちのポケモンの技を受け付けない防御型。EXなら「ダークライ・デオキシス」などのダメージを無効化します。アブソルは技「マインドジャック」で相手次第では序盤から大ダメージを期待できるカードとなっています。

 

カイリュー・キングドラ

ドラゴンタイプも絶好調。カイリューの「つんざく」は自分の大好きなグッズ封じの技、「チルタリス」で強化するもよし、「ダストダス」でさらに特性も封印するもよし、相手にしてみればたまったものではないですね。キングドラは、カード初のドラゴン扱いとして登場。伝統の低コスト高出力な技を備えています。「りゅうのうず」は、DPシリーズの技「ドラゴンストリーム」の強化版。ダメージが×20になり、雷エネルギーも対象となりました。ただ、現在この技でコンボを組める特性は「ダイビングドロー」ぐらいという残念な技。今後登場カードに期待したいです。もうひとつの技「トライバレット」は、1エネで任意の相手3匹に30という凶悪さ。これだけでも十分強いかも・・・。

 

 

考察2

レックウザ(ドラゴンセレクション)

ドラゴンタイプという新しい枠組みで初登場したポケモン。ドラゴンタイプは基本エネルギーを持たず、複数のエネルギーを必要とする技が多い。扱いが少々上級者向けだが、その分威力は通常より高い。このレックウザの技「りゅうのはどう」は、1エネで40というEXに匹敵する技効率を持つ。(山札トラッシュのリスク有り)もう一つの技「引き裂く」は、「進化の輝石」などを貫通し、EXを2擊で倒してしまう協力カードだ。次弾ではEX化し、ミュウツーに匹敵する破壊力を得ることとなった。

 

 

シンボラー・バッフロン(BW5)

多くのプレイヤーが待ち望んでいた露骨にアンチEXできるカード。シンボラーは特性「しんぴのまもり」によってEXからの技を完全に無効化(例外有り)する。技「サイコキネシス」もそこそこ優秀なため、攻めにも使える出来る子。ただし、普通のポケモンには要注意。

 

バッフロンは特性「アフロガード」と「進化の輝石」の相性が良く、最大40ダメージの軽減を序盤から行える。これはEXのみにあらず、ほかのポケモンにも壁として繰り出しが可能である。技「ゴールドブレイク」は、EX相手には120ものダメージを与える強力カード。HPの低い「ミュウEX」「シェイミEX」などは一撃必殺の驚異となる技だ。

考察1

ゾロアーク(BW1)

発売当時はレシラム・ゼクロム、現在は主にEXキラーの1枚となっています。進化前の「ゾロア」が技「かくせい」を持っているので、スムーズに進化ができるのが強み。技「わるだくみ」は山札から好きなカードをドローし、次ターンの展開に役立つが、やはり真骨頂は「イカサマ」によるEX攻略。ポケモンEXは出だしが遅くハイリターンの技が多いが、「イカサマ」はエネによる縛りに関係なく使え、更にグッズ「悪の爪」による強化も可能なので、EXにしてみれば「自分以上に自分の技をうまく使う忌々しいクソ狐」といった心持ちでしょう。HPは流石にかなわないので、向こうが立つと一気にやられてしまうことが多いので注意。BW3では新たに、仲間の数や自らのダメージを力にするゾロアークも登場している。

 

コバルオン(BW2)

鋼タイプの種ポケモンHP120という恵まれたスペックで、特殊鋼エネルギーの使える環境ではグッズ「しんかのきせき」と抵抗力を加え、最大-80ダメージという驚異の防御力を誇ります。技「エナジープレス」は、「サイコキネシス」と同じで、相手のエネルギーが多いほどダメージが多くなります。技「アイアンブレイク」は、次の相手の技を完全に封じ込めるという恐ろしい効果を持っていて、逃げ足の遅いポケモンは入れ替えの手段がなければ生贄状態と言う鬼畜っぷり。レジェンドの使える大会では、山札から鋼エネルギーを選んでつけられる「エアームド」との相性も良かった。現在はEXの方(BW7)が同じくEX化したビクティニ(BW7)をパートナーに、貫通技で猛威をふるっている。

 

ミュウツーEX(BW3)

管理人の最も「嫌いな」カードの一つ。はじめて登場したポケモンEX。たねポケモンにしてHP170。強烈な勢いでダメージが加速していく「エックスボール」の破壊力に、「サイコドライブ」を打つ必要はない。再録したダブル無色エネルギーとの相性も戦慄するほど抜群。登場時は「ミュウツーさえ入れれば勝てる」と言っても過言ではなかった。現在、他のEXたちの登場で影は薄くなったが、その脅威は今も忘れたころに現れる。

 

ダークライEX(BW4)

悪デッキにはなくてはならないポケモン。特性「やみのころも」で、悪エネルギーのついているポケモンは自由に逃げることができる。逃げるコストの多いポケモンにはありがたいサポートカードと言える。技「ナイトスピア」も90+ベンチ30と高く、エースカードとしても魅力的である。